従来工法では公道上での防護柵設置時には、支柱を建てるため杭打ち機で削孔します。

その為、道路のアスファルト、路盤、路床まで削孔しています。そのため防護柵を撤去した時には、支柱を建てていた所は穴が空いているわけです。

その穴の補修のためアスファルトを全てめくり、路盤、路床までやり替える事もありました。しかしKGR工法ではPC版の矩形開口に支柱を建込み、間詰め金物でPC版と固定することにより、PC版の重量で転倒を防止します。

そのため、杭打ち機も不要で防護柵撤去後の補修工事も不要になり、工期とコストの両方が縮減されます。